1.輸入住宅

1990年当時、大阪の高槻市の社宅に住んでいた頃の私達はいつか、輸入住宅を建てるのが夢でした。

その頃の日本では「輸入住宅」という言葉はまだ一般的に認知されていませんでした。「輸入住宅」がよく知られるようになったのは1995年に起きた関西大震災でその耐震性、防火性、断熱性などが実証されてからではないでしょうか。
私達は輸入住宅のそのような高品質性に加えて、デザインの優雅さにも強く惹かれて、家を建てる予定がまだはっきりしていない頃に、将来自分達で部材を調達して輸入住宅を建てる為に、まずアメリカからドアや窓などを試しに輸入してみることにしました。

私達が購入したのはアメリカのアンダーセン社のものでした。兵庫県の港にコンテナで届いたドア・ウインドウを、業者に頼んでトラックで、将来、帰る主人の郷里、大分県の実家に運んでもらいました。 実家に保管してもらって、数年が建った頃、大分への転勤が決まり、アメリカからカーペンターが派遣されて来て、アメリカン・ハウスを建ててくれる業者に出会い、また私達が先に購入していたドア・ウインドウも使って建ててもらうことになりました。

 私達は家の内装は自分達で行いたかったので、そちらの作業は省いてもらいました。それから家の各部屋の壁紙貼り、キャビネットの設置やシーリングファンの取り付け、ドアのペンキ塗り、また家の外回りの作業としては、犬はしりや階段のセメント張り、フェンス・アーバー作りなどを自分達で行いました。 

自宅横の2階建てガレージは、2002年に、アメリカにガレージドアなどの部材の買い付けにいって、2004年にほぼ完成しました。

1990年にアメリカのアンダーセン社から輸入したパティオ・ドア
パティオ・ドアは、本来は中庭に出る所に使われるガラスドアですが、我が家では玄関に使っています。
同じくアンダーセン社のボウ・ウインドウ
パティオ・ドアと同じく外から中は見えにくいティント・グラスです。


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2.趣味から仕事へ

私達が海外から輸入したものは、壁紙・ドア・ウインドウ・木材・家具など、家と直接関係のあるものの他、自らガレージを建てる為に必要な工具、また趣味のオーディオ製品・ゴルフ道具などです。まとまって品物を輸入するときは、コンテナ20フィート、40フィートで購入しました。下の写真はそれらの品物をユニック付きのトラックで家に搬入しているところです。

2003年5月、今回は20フィートコンテナでガレージドア・工具類を輸入しました。 2×4、2×6などの木材をユニックを使って荷下ろししているところです。

 


今まで培って来たノウハウを使って、2002年からインターネットで、輸入商品の販売を開始致しました。
これらの商品を主に輸入するのはアメリカ北西部の港から、という理由で、社名をノースウエスト・トレーディングと付けることにしました。